ヘッドスピード測定器 ユピテルGST-7 BLE

ヘッドスピードアップレッスンでは、ヘッドスピードの測定にユピテルのスイングトレーナーGST-5 GL を使用しました。これは、素振りのときのヘッドスピード、ボールをヒットしたときのヘッドスピードとボールの初速、推定飛距離、ミート率を表示してくれます。この記事では、スイングトレーナーの使い方、測定原理をご紹介します。

ヘッドスピード測定器の原理と注意点

 ヘッドスピード測定器の原理は、物体が発生する音が近づいてくるときは、波長が短く、遠ざかるときは長くなるドップラー効果をを利用しています。
 ユピテルの測定器の場合、24GHzのマイクロ波を照射して、移動するヘッドから反射してくるマイクロ波の波長の変位量からヘッドの速度を算出します。
 測定できるのは、ヘッドスピードとボールの初速です。飛距離はのボールの初速から計算で求めています。ミート率は、ボールの初速÷ヘッドスピードで計算された値が表示され、1.40以上の数値が出ると「ナイスショット」と表示されます。

 注意点は、速度が測定されるのはレーダー波の放射方向の速度成分です。ですので、クラブヘッドの移動方向の延長線上に測定器をおいて、測定器の向き

測定するときの注意点
 移動する物体の速度が測定されるのはレーダー波の放射方向の速度成分です。ですので、クラブヘッドの移動方向の延長線上に測定器をおいて、測定器の向きもその向きに合わせます。
 例えば、アイアンのダウンブローのような斜め上から降りてくる軌道の場合は、地面と平行な速度成分が測定されます。


測定できる速度は

  • パター以外:15.0 ~ 99.9m/s
  • パター:0.5 ~ 15.0m/s

です。

ヘッドスピード測定器 ユピテルの使い方

 ユピテルのヘッドスピード測定器は、移動する物体にレーダー波を照射して、反射波の波長の変位を読み取ります。なので、反射波を拾える物体であれば、その移動速度を測ることができます。
 クラブヘッドのほかに、バットや1SPEEDのようなゴルフ練習器具のスイング速度を測ることができます。
 室内でバットや1SPEEDの素振りができれば、そのスイング速度を測ることができます。測定器がない状態で素振りをすると、スイングの風切り音や気持ちよく振れたかどうかで、スイングの良し悪しを判断することと思います。
 しかし、ユピテルのヘッドスピード測定器があると、スイング速度を具体的な数値として知ることができます。スイングにいろいろな工夫をして、スイング速度の相対的な変化を知るだけでも、その工夫の効果を数値で比較することができます。そうすれば、無駄のない練習ができるのでスイング速度アップの速度も早まります。
 この自宅で手軽にかつ効果的にできる練習をおこなえば、ゴルフ仲間にあっと言わせる飛距離を見せることもできると思います。


 バッテリーは充電式です。仕様上は1日1時間の仕様で10日間となっています。実際に使用した感じでは、2時間の打ちっぱなしの間使用、自宅で日数で10日間、1日15分くらい使用していますが、残量は半分以上残っています。また、充電に必要なACプラグとUSBケーブルが付属しています。

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ユピテル ヘッドスピード測定器の評価・口コミ

 アマゾンだけでも1,410の評価がありますので、多くの方に利用されていることがわかります。
星1個と2個合わせて5%、星4個と5個で80%の評価結果です。この結果から多くの人に愛用されていることがわかりますし、私もほぼ満足して使用しています。
悪い評価点をつけている人の内容は次のようなものです。

  • 飛距離の数値が正しいのか?疑問?
  • iPhone12miniとBluetoothで同期できないというように特定のiPhone のペアリングができないようです。
  • 新しいのに動作が不安定、測定できない、2週間で測定できなくなったなど、初期不良と思われる製品があるようです。

 ユピテル GST-7 BLE は省電力のBluetooth LEを使用しています。そのため、iPhoneのは、Bluetooth LE を単独で設定できない機種があって、ペアリングできないようです。私のiPhone7のペアリングできないので、Androidスマホでペアリングして、使用しています。

 良い評価

  • 練習場で活用しているが、ヘッドスピードが出るスイングが分かってきて、ヘッドスピードが1割位向上した。
  • コースで使ったら飛距離はほぼ正確だった。同伴者のヘッドスピードも測ったら好評だった。
  • ヘッドスピードを確認しながらのスイング練習は有効な練習になる。
  • スマホと連携できるので、スマホを正面に置くと測定器を見に行かなくて済むのが良い。

 練習場で使用されている方が多いですね。GST-7 BLEはスマホと連携できるので、正面に置いたスマホ画面で結果を確認しながらボールを打てるのが好評でした。
 

エリートグリップワンスピードは使い方次第でヘッドスピードアップ

ユピテルGST-7 BLEの仕様

定格電圧 DC 3.7V( リチウムイオン電池 )
使用可能時間 1 日 1 時間のご使用で約 10 日間
外形寸法 60(W) × 18(H) × 124(D)mm ( 突起部除く )
重量 約 110g( 内蔵リチウムイオン電池含む )
動作温度範囲 0 ~ +45°C
Bluetooth 通信規格:Bluetooth LE
使用周波数:2.4GHz 帯
マイクロ波
センサー
適合技術基準: 特定小電力無線局 移動体検知
センサー
センサータイプ:ドップラーセンサー
発振周波数帯:K バンド 24GHz 帯
ヘッドスピード
表示範囲
10.0~99.9m/s( メートル / 秒 )
ボールスピード
表示範囲
パター以外:15.0 ~ 99.9m/s(メートル / 秒)
パター:0.5 ~ 15.0m/s(メートル / 秒)
ミート率表示範囲 0.10~1.80
履歴の保持件数 最大 199 件
平均値算出機能 クラブ種ごとの平均値を表示 ( 最大 199 件
の中からクラブ種ごとに算出 )

まとめ

 ユピテルGST-7 BLEは、ゴルフコースや練習場でボールを打つときは、ヘッドスピードとボールの初速を、素振りをするときはヘッドスピードを測定・表示してくれます。
 ゴルフコースで使えば、仲間のデータと比較して盛り上がる事になるでしょう。練習場では、1球1球スマホでヘッドスピードや飛距離、ミート率を見て、色々工夫をしながら練習できます。自宅での素振り練習は、手軽にできて効果もあるので、個人的には大いに利用しています。